M&A 2010 6 12

 急激に進んだユーロ安によって、
日本では、輸出企業の業績悪化を予想するなど、
ひたすら悲観論が多いですが、
これは、日本人の悪い癖だと思います。
 「ピンチの時はチャンスだ」と思う思考方法を持っていないと、
いつまでたっても、負け犬根性が抜けません。
 2007年ごろまでだったでしょうか。
外国人投資家から、「日本企業は、現金をため込んでいて資本効率が悪い。
あるいは、配当金を上げるべきだ」と、さんざん批判されてきました。
 さて、ため込んだ現金は、どう使うか。
日本では、欧州の情報が少ないですが、
欧州には魅力的な企業が存在します。
 日本人は、技術力では日本企業が世界最高だと思いがちですが、
欧州にも、すばらしい技術を持った企業が存在します。
 もちろん、日々、技術開発に励むことは重要なことですが、
場合によっては、高度な技術を持つ会社そのものを買った方がよいこともあります。
 それから、たいていの日本人は、不動産というと、
日本の不動産しか思いつきませんが、これでは発想が貧困です。
欧州の不動産も魅力的です。
 ところで、話は変わります。
時々、エアバスA380の写真を見かけますが、
将来的に、日本の旅客機で、エアバスがゼロになってしまうのは、まずいと思います。
EUとの貿易摩擦が発生する可能性があります。
日本の富裕層には、エアバスA380に対する需要があると思います。























































トップページへ戻る